富士電子工業株式会社様
(Neuron ES)
多くの時間をかけていた検索がたった数秒に!
顧客名や製造番号、技術用語といった断片的なキーワードからの検索で、
社内ナレッジの発見や素早い顧客対応を実現。
創業60年以上にわたり、高周波焼入のリーディングカンパニーとして、IHを利用した熱処理設備の製造・部品販売など、幅広く手がける富士電子工業株式会社。
20年以上前の資料や類似ファイルを含む、膨大なデータが保存された社内ファイルサーバから目的の資料を探し出すための検索システムとして「Neuron ES」を導入。
顧客名や製造番号、技術用語といった断片的なキーワードからの素早い検索によって、社内ナレッジの発見や素早い顧客対応にも繋がっている。
お客様プロファイル
創業60年以上にわたり、高周波焼入のリーディングカンパニーとして、IHを利用した熱処理設備や関連技術を活かし、高・中周波熱処理受託加工、高周波誘導加熱装置の製造・部品販売、トランジスタ・インバータの製造・部品販売など、幅広く手がける富士電子工業株式会社。
近年、IoTを利用した予知保全に関する製品の開発やDX推進など、デジタル分野にも積極的に力を入れている。カーボンニュートラルの実現に向けて、IHの新たな利用領域が広がる中、従来の技術を活かしつつ、新しいモノに果敢に挑戦する企業として、お客様の明日の競争力を支えていく。
Neuron ES 導入後の評価
導入しやすいDX製品
社内ナレッジの発見にも有効
- 導入に伴う負担も少なく、多くの従業員が直感的に使えるため、導入しやすいDX製品である
- 全文検索によって、断片的に記憶しているキーワードからの検索で、社内ナレッジの発見や素早い顧客対応を実現している
1. Neuron ES導入の背景について教えてください
DX推進をテーマとした従業員へのヒアリングがきっかけ
導入の背景は、社内のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する中で、業務における課題を従業員にヒアリングしたことがきっかけでした。
その中で、膨大な社内のデータ(ファイルサーバ)から欲しい資料や情報が素早く見つけられずに困っているという意見がいくつか挙がりました。
ファイルサーバの検索は時間がかかるだけでなく、何度も検索にトライできない
社内で利用するデータストレージは主にファイルサーバです。サーバ内には、20年以上前の資料や類似ファイルなども存在し、決して整理できているとは言えません。
普段よく利用する特定のフォルダやディレクトリであれば、構成も把握しているため、比較的素早く目的のファイルへアクセスできますが、それ以外から探すとなると、どのようなキーワードで検索したら良いか分からないだけでなく、エクスプローラでの検索はとても時間がかかります。そのため、検索に何度もトライすること自体が現実的ではありませんでした。
2. Neuron ESを選択した理由をお聞かせください
直感的な検索画面と検索速度が決め手
こうした課題を解決するためのツールを探していたところ、ブレインズテクノロジー社の企業内検索システム「Neuron Enterprise Search」に辿り着きました。
いくつか類似製品も探しましたが、普段のインターネット検索のような直感的な検索画面で使いやすそうだと感じたのと、実際に動作や検索のスピードが早かったのが好印象でした。
無料のトライアル版も試した上で問題なさそうだったため導入を決定しました。
3. 導入後のご評価はいかがでしょうか
全文検索で断片的なキーワードからの検索も実現し、社内ナレッジの発見や素早い顧客対応に繋がっている
「Neuron Enterprise Search」は、ファイルの中身すべてを検索の対象とする全文検索に対応しているため、ファイル内の一部に記載されているキーワードでも検索にヒットします。
そのため、顧客名はもちろん、工番と呼ばれる製造番号や技術用語など、断片的な記憶として残っているキーワードからでも検索によって目的の資料へ辿り着くことができるようになりました。
特に技術用語による検索は、業務の予習を行う場面で有効なだけでなく、社内ナレッジの発見にも繋がっていると思います。
また顧客名や製造番号での検索では、顧客からの問い合わせにも素早く対応できるようになりました。
様々な部署や年代の方も利用
導入前は従業員が利用してくれるのか少し不安もありました。しかし実際に導入してみると、様々な部署や年代の方も利用してくれているので安心しました。
管理者側から誰の利用回数が多いのかや、どのようなキーワードで検索されているのかといった検索需要がわかるだけでなく、検索キーワードランキングなどもcsvデータとしてダウンロードできるため、社内へのレポートとしても重宝しています。
導入しやすいDX製品
元々は従業員へのヒアリングがきっかけで導入しましたが、改めて振り返ると、導入に伴う管理者への負担も少ないですし、多くの従業員が直感的に使えるだけでなく、今回お話したように実際の業務にも役立つので、導入しやすいDX製品だと感じています。
写真左:カムシャフト焼入機 写真右:クランクシャフト(製造品)
※部品の場所によって、焼入の温度(硬度)を細かく調整できるのが特長
4. 今後の展開を教えてください
従業員へさらに啓蒙・周知していきたい
プレビュー表示機能などあまり知られていない便利機能もあるので、今後はそれらをもっと従業員へ案内できるようにしていきたいと思っています。
今回の取材にご協力いただいた皆さま
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富士電子工業株式会社
製造部電気技術課 井上様 -
富士電子工業株式会社
加工部技術課 金田様 -
富士電子工業株式会社
システム開発室 大垣様
- 製品名等は各社の商標または登録商標です。記事の内容は2022年11月時点のものです。
この事例のサービス
- Neuron ES開発元:ブレインズテクノロジー株式会社
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