金融業向けサービス:顔認証を活用したDX推進

「顔認識」は、カメラなどのデジタル画像から人の顔の特徴(例:目や鼻、口などの相対的な位置や形など)を抽出して、人を自動的に識別する技術で、顔認識技術を利用した本人確認などの認証方式が「顔認証」です。顔認証のように、本人の身体的特徴で人物を照合するシステムは生体認証(バイオメトリクス認証)と呼ばれています。
金融機関での「顔認証」の活用は、不正利用やその他犯罪からユーザーを守るために世界で進められています。

金融機関における顔認証技術への期待

スマートデバイスの普及により、各業界ではオンラインを前提としたサービス提供が加速しています。金融機関においても同様です。
一方、従来から各認証に用いられるIDやパスワードなどの知識情報、キャッシュカードやスマートデバイスなどによる認証は漏洩や紛失といった課題があります。

特に金融機関は、顧客の個人情報や取引情報、社外秘にあたる機密情報など様々なデータを保持しているため、より高いセキュリティ対策が求められます。
例えば、外部からの脅威に対する対策(各種情報システムへの認証強化など)や内部不正に備えた物理的な対策(入退出管理の強化など)などが挙げられます。

そこで注目を集めているのが、顔認証技術です。
顔認証技術は、生体情報を活用した認証方法となるためユーザーの利便性が高く、漏洩や紛失といったリスクが低いといったメリットや生体情報のためなりすましが難しいといった特徴があります。

これらのメリットや特徴を生かし、CACでは不正利用やその他犯罪からユーザーを守るために、顔認証技術を活用したソリューションを金融機関様へご提案し、セキュリティ強化を支援いたします。

顔認証イメージ

金融機関におけるユースケース

eKYC構築支援サービス

eKYC構築支援サービス

CACでは、本人確認が必要な業務を抱える事業者の方々に向けて、正面以外の角度の顔や加工された画像、さらにマスクなどで顔の一部が隠れている場合などのチェックも可能にし、高精度で安全な本人確認をご支援いたします。

課題例)

  • 新規契約者や契約変更手続き時の身元確認において現状、非対面での手続きでは、時間やコストがかかる。
    また、不正リスクを予防することが難しい

手ぶらでOK!? 顔認証決済への取り組み

手ぶらでOK!? 顔認証決済への取り組み

日本におけるキャッシュレス決済手段としては、クレジットカードや交通系カードのタッチ決済、QRコード決済などが広く普及しています。一方で、キャッシュレス決済大国である中国では、QRコード決済の次のトレンドとなるのは顔認証決済と言われています。

顔認証決済は、現金やクレジットカード、スマートフォンさえも持たずに、手ぶらでキャッシュレス決済が利用できることが最大のメリット。クレジットカードやスマートフォンの紛失による不正利用などの犯罪被害を防止するといった効果もあります。

ユースケース資料ダウンロード

CACには上記の他にも金融機関における豊富なユースケースがあり、資料としてまとめています。
以下のダウンロードフォームからユースケース資料をダウンロードいただけます。

顔認証AIエンジンのご紹介

世界トップクラスの顔認証AIエンジン「FaceMe®

世界トップクラスの顔認証AIエンジン「FaceMe(R)」

CAC、AI顔認識の分野でサイバーリンク社製品の販売代理店契約を締結
~ 個人を識別した健康管理サービスや本人確認サービスの提供を推進 ~

「FaceMe®」は、サイバーリンク社のリアルタイムAI顔認識エンジンです。
アルゴリズムに、ディープラーニングの活用による高度な AI(人工知能)技術を採用しており、その高い認識精度はアメリカ国立標準技術研究所(NIST)の顔認証技術ベンチマークテストでも世界の上位にランクされています。

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