ダイバーシティ&インクルージョン
当社では、多様な人材が互いに受容し合うことで様々な考えや価値観や特性が活かされると、異なる視点からのリスク評価や新しいアイデアの創出が促され、企業価値が向上すると考えています。この考えのもと、ダイバーシティとインクルージョン(D&I)を経営戦略に位置付けて推進しています。
■「えるぼし認定」(最高位)取得
女性活躍推進法に基づき、女性活躍推進の取り組みが優良な企業を厚生労働大臣が認定する制度です。
CACでは、2023年に「えるぼし」で最高位(3段階目)の認定を受けています。
■女性活躍・ダイバーシティ経営の推進に向けた共同宣言に参画しています
東京都は、女性活躍・女性登用に向けた経営者の意識や職場の文化の変革を促すため、都内企業とともに共同宣言を行い、「東京女性リーダーズ応援ネットワーク」として取り組みを展開しています。当社もこの取り組みに賛同し、共同宣言に参画しています。
■意思決定層への女性登用を加速するための「女性役職者ワーキング」
CACグループにおける女性役員比率、女性役職者比率をサステナビリティ経営のKPIに設定し、2030年には共に30%に達することを目標に掲げています。その実現に向けた「意思決定層への女性登用加速」の施策の一つとして、「女性役職者ワーキング」を開催しています。女性活躍に関するテーマやさまざまな社会課題に関して現状の把握から課題設定、解決策を議論し、意思決定層に求められる視座の獲得や女性役職者によるネットワーク形成を目指しています。また、最終的に登用権限をもつ経営層へ提言を行うことで、登用の可能性を高める仕組みとしています。
■女性社員のキャリア形成を支援する「グループメンタリング制度」
女性役職者をメンターとして、女性社員を中心とするメンティーとメンタリングを部門横断で行っています。キャリア形成上の課題や悩みも含めて自由に対話を重ね、社内のネットワークを構築することで、互いの成長を目指しています。
■ダイバーシティをテーマに対話する「ダイバーシティカフェ」の取り組み
ダイバーシティをテーマに対話する「ダイバーシティカフェ」をオンライン開催しています。ダイバーシティを実感し意識を醸成する機会として、ダイバーシティの各テーマでの経験談を直接聞くことができます。参加者が多様な経験談や情報など持ち寄り、課題への理解を深めることで、自身のライフイベントやキャリアについての情報収集の機会にもなっています。
■組織活性化支援ツール「hashigake」の活用
社員同士の会話機会を創出し、新たな繋がりを生むことを目的として、利用登録している社員同士に1回15分の1対1のトークが自動で設定されます。偶発的なトークにより、社内の人脈を広げたり、多様な経験を聞いて実際の仕事に役立てたり、キャリア形成のうえでも参考となる機会になっています。
■障がい者雇用・活躍支援
2021年に新しい障がい者雇用の仕組みである株式会社JSHが運営する農園型障がい者雇用支援サービス「コルディアーレ農園」を導入しました。
「コルディアーレ農園」は、天候の影響を受けにくい屋内型農園です。冷暖房設備完備、バリアフリー対応、常駐する看護師が健康面のサポートなど、障がいのある方が安心して働き続けることができるような労働環境が整っています。
障がい者スタッフは当社の従業員として水耕栽培の農園で野菜などの栽培・収穫などに従事されるなど、多くの方がイキイキと働き、活躍して頂ける社会の実現に向けた取り組みを行っています。