平成26年度「IT賞」のITビジネス賞を受賞

2014年12月4日
株式会社シーエーシー

当社は、このたび、公益社団法人企業情報化協会(通称:IT協会、所在地:東京都港区)が主催する平成26年度IT賞のITビジネス賞を受賞しました。 ITビジネス賞は、ITを効果的に導入・活用することにより、ビジネス活動における戦略的優位の実現や事業の拡大・創出による経営貢献について、顕著な成果をあげたと認定された場合に授与されるものです。今回の受賞により当社のIT賞受賞は一昨年、昨年に続き3年連続となります。

年金制度は、度重なる制度変更により複雑化の一途を辿っており、制度変更に迅速に対応することが、年金制度管理を担う企業に求められています。 このような状況にもかかわらず、これを支えるべき年金管理システムにおいて、従来型のモデルでは、年金制度の変更等に柔軟に、かつ適正なコストで対応することが困難となってきています。

こうした年金管理システムの抱える問題を解決し、年金制度の持続可能性向上に貢献するために当社は信託銀行を中心に長年培ってきた年金管理に関するノウハウを結集し、年金管理パッケージ『Micmari(みくまり)』を開発しました。

「Micmari」は、基本コンセプトとして、従来の管理モデルとは大きく異なり、個人単位のライフサイクルを重視した管理モデルの実現を掲げました。雇用が流動化され、年金のポータビリティーの重要性が増すと、企業年金は制度や組織単位での管理ではなく、むしろ、受益者単位で管理が望ましいと考えました。

この管理モデルの変更に加え、制度変更等への柔軟性を高めることで、受託機関や基金、事業所などの管理組織の年金管理業務の効率化に大きく貢献できると考えています。

これらの取り組みが評価され、今回の受賞となりました。

【IT賞の概要】

IT賞は、日本の産業界ならびに行政機関などの業務における生産性向上と効果的マネジメントシステムの整備促進を目的として、ITを活用した経営革新に顕著な努力を払い、優れた成果を挙げたと認めうる企業・機関・事業・部門あるいは個人に対して、毎年IT協会が授与しているものです。

IT賞ロゴ画像

参考URL :IT協会の受賞告知サイト

http://www.jiit.or.jp/information/detail/info3372.html

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