金融業向けサービス:感情認識AIを活用したDX推進
感情認識は人間の感情を推定および認識するAI技術です。人間の顔画像を捉えてリアルタイムに計測し、瞬間的に生じる自然な感情を高精度に分類していくことが可能です。ディープラーニングの技術をベースとしているため、膨大な人間の表情データを収集、解析することで、識別の精度向上を実現させます。
実用化が進む感情認識AI「心sensor」
CACが取り扱う感情認識AIは、音声・映像認識に続き、人間の感情認識の分野においてもその性能は十分に実用に耐えるレベルにまで向上し、様々な業種、業務への導入が進んでいます。
「心sensor」は動画やリアルタイム映像から感情や表情を分析できるローカルベースの感情分析アプリです。
分析結果はビューア画面や数値で表した感情データログならびに分析結果サマリーレポートで確認できます。Affectiva社により開発された感情認識AI「Affdex」を使用しており、膨大な人間の表情データをもとに、表情データからどのような感情なのかをディープラーニングによって分析します。
34のフェイスポイントの動きから21種類の表情、7種類の感情、2種類の特殊指標(Valence[肯定的表情・否定的表情] / Engagement[表情の豊かさ])を計測します。
「心sensor」シリーズ
- 心sensor動画やリアルタイム映像から感情や表情を分析できるローカルベースの感情分析アプリ
- 心sensor for Training従業員やスタッフの表情や顧客対応のトレーニングが可能になる対人コミュニケーションスキル向上に特化した表情トレーニングアプリ
- 心sensor for Communicationユーザーの感情・表情、ジェスチャ、顔の向きを認識し、アバター(分身)表示の利用も可能。Web会議等のコミュニケーションを円滑化するアプリ
金融機関におけるユースケース
保険営業のロールプレイングに感情認識を活用
CACでは、独自の感情認識ツール「心sensor for Training」を活用し、オンラインかつ研修担当者が不在でも実施ができるAIロールプレイングをご提案いたしました。
スタッフの表情を数値化することで対面スキルを評価、また、会話内容をテキスト化し、可視化することで適切な表現、有効な提案ができているかを判断し、スキル向上につなげます。
課題例)
- 営業スキル向上の研修を行いたいが非対面オンラインでの実施が難しい
- 社員のJOBチェンジを早急に進めたいが研修担当者が不足していない
在宅勤務でもスムーズなWeb会議を実現
コロナの影響で在宅勤務が急速に進む中、多くのお客様からWeb会議を行う中で、様々な課題をヒアリングしました。
CACでは在宅勤務中のコミュニケーションをより円滑にするため、ご利用の会議システムと連携してすぐにご利用いただける可視化ツールを開発し、導入いただきました。
課題例)
- Web会議では画像をオフにするため相手の表情が読み取れない
- 会議中の雰囲気がつかめず、進行が難しい、発言がしずらい
- Web会議では、伝えた内容が正しく伝わっているか不安
ユースケース資料ダウンロード
CACには上記の他にも金融機関における豊富なユースケースがあり、資料としてまとめています。
以下のダウンロードフォームからユースケース資料をダウンロードいただけます。